第2期第2回 「フロイトとラカンだけじゃない現場の精神分析──間主体的できごととしての『まちがい』」(2024-03-16)
https://genron-cafe.jp/wp/wp-content/uploads/2024/02/df9ddaf633117092f89e42bf9020c9e2.jpg
講義時間: 6時間56分(416分)
事前レポート
山崎先生が今回の講義にあたって注目されているのが、英国の精神分析家ウィニコットの「私たちは、失敗すること──その患者に固有のやり方で失敗すること──によって成功するのである」という言葉です。 どうやら精神分析には、ある種の「失敗=まちがい」にこそ意味を見出す発想が存在する模様。もちろん、いま現場で臨床をされている山崎先生だからこそ、たんにダメな「まちがい」と意味のある「まちがい」のちがいとはなんなのかについてもご意見があるはず。さらに言えば、そのことは、「正しい」方法論やエビデンスに基づいた最新の心理療法とはなんなのかについて考えることにもつながるはずです。
キーワード
関連する本、この分野でおすすめの本
講義メモ